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2024.08.01

コラム

延びる平均寿命、現役時代に老齢年金はどう備える?


長寿・超高齢化の到来


厚生労働省が発表した「令和5年簡易生命表」では、令和5年の男女別平均寿命(0歳時点での余命)は次のとおりです。
令和元年まで毎年延びていた平均寿命は、コロナ期間中は停滞しましたが、コロナが5類に移行した昨年から再び長寿傾向にあります。
いよいよ「人生の3分の1の期間が老後」という長寿・超高齢化の到来です。

性別
平均寿命(歳) 81.09 87.14

老後の年金受給額に大きな男女差


寿命が延びることは、「人間の一生に必要なお金の総額が増える」ことを意味します。
老後の生活を支える大きな収入は「老齢年金」です。
厚生労働省年金局が令和4年11月に実施した「老齢年金受給者実態調査」では、老後の年金受給額に大きな男女差があることがわかります。
特に女性は「扶養の範囲で働く(国民年金第3号被保険者)」期間が長い場合、上乗せ年金である厚生年金保険が積み上がっていないため、男性より寿命が長いのに、男性より受給する年金が少ないという結果になっています。
「年収の壁」を気にして「働き控え」することが、老後に大きな経済的困難となる可能性がありますので、長期視点のキャリアコンサルティングが必要になっています。

年金受給額男性女性
50万円未満2.3%6.5%
50万円以上100万円未満12.1%39.9%
100万円以上200万円未満30.5%37.9%
200万円以上300万円未満41.9%13.1%
300万円以上13.0%2.3%
年平均受給額210.6万円128.6万円

注)厚生労働省令和4年11月「老齢年金受給者実態調査」より北桜労働法務事務所が再計算し表化


情報元:提携先 北桜労働法務事務所ニュース

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